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DMCから岩田夏海プロ、移籍後の初モデルが登場。
「紫陽花 Onatsu SP」はどのようなバレルなのかを画像から考察していきます。
購入を悩んでいる方、どんなバレルか気になっている方は、是非最後までご覧ください。
筆者の簡単なプロフィール
ダーツ歴11年、PERFECTプロ歴3年。
ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。
実際に投げたバレルは400種類以上。(2022/3月現在)
また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。
岩田夏海とは
岩田夏海プロは、「SOFT DARTS PROFESSIONAL TOUR JAPAN LADIES」において、2021年度、2019年度年間ランキング2位、2018年度6位と安定した実力がある女性プレイヤーです。
2022年エスダーツアンバサダー、BAGUSオフィシャルプレイヤー、2021年度ダーツライブシーズンプレイヤーでもあり、実力と共に人気が高いのも伺えます。
「お夏」の愛称で親しまれています。
フォーム
ノーセットアップのように見えるフォームですが、テイクバックしきった位置で少し間を取っています。
この部分がセットアップにあたるのではないでしょうか。
左手は身体の側面に肘をつけています。
全体の流れは非常に綺麗で、手首がとても柔らかくフォロースルーも力が抜けています。
グリップ
親指、人差し指、そして中指をチップの下に添えた3フィンガー。
親指と人差し指でしっかり支えているように見えることから、2点で支えるグリップではないでしょうか。
シンプルで参考にしたくなるフォームとグリップです。
紫陽花 Onatsu SPの レビュー
デザイン
今作注目は、フロント部のデザインカット。
他メーカーではよく見られるデザインですが、DMCでは非常に珍しいです。
DMCのデザインはシンプル。
機能性のないカットを入れることは殆どありません。
それがここまで目立つデザインカットを施しているのに驚きました!
また、バレル名も非常に珍しい。
DMCのバレルは戦闘機やミサイルなど空力に関係する名称が多いです。
その中で「紫陽花」という花の名前が付けられています。
以前所属していたメーカーのバレルも花に関連したバレル名でした。
このバレルに込められた岩田夏海プロとDMCの想いとは?
追記 2022/5/25
紫陽花って色んな色があるんです!
どの色も本当に淡く素敵な色ですよね?
私のバレルもたくさんの人に使用してもらって、素敵なダーツライフのお供にして頂けたらな、と思いこの名前にしました。
エスダーツ インタビューより
素敵な名前の由来ですね!
紫陽花 Onatsu SPのバレルスペック
全長43.0mm、最大径7.2mm、重量17.0g
前作コスモダーツ「錦上添花」と同じ長さと太さを採用しています。
スペックを見ると重量が1.5g軽くなっただけですが、アウトラインが大きく異なります。
前作はバレルエンドがストレート形状でしたが、今作はテーパーを採用。
ダブルリングカットより前までは、前作より太めに作られています。
※数値は自己計測の為、参考程度にお考え下さい。
前作、錦上添花がグリップを細くしたため、重さを感じられるよう重量アップをしたとコメントしていました。
カットがマイルドになった事かつ、太さを出し、テーパーでバレルが指に乗るようになった分、重量を軽くしたのではないでしょうか。
最近では少し軽めの重量である17.0gですが、軽めのバレルの方がフォームで投げられる方も多いのではないでしょうか?
長時間投げていても疲れにくいのもメリットです。
以前紹介した「ARCTIC LOPE」も長いテーパーを持つバレルでしたが、少し短め、少し軽め、複合カットの採用と差別化がしっかりされています。
紫陽花 Onatsu SPの持ち感・投げ感
紫陽花 Onatsu SPは、4種類ものカットと長いテーパーが採用されています。
かかりが強めのカットからバレルエンドに向け、かかりが弱めのカットに変わっていきます。
グリップする位置でバレルの性質が異なり、状況に合わせて使い分ける事が出来ます。
グリップを一定にしたいという方でもカットの感覚が異なり、指で感じる事が出来るでしょう。
アバウトにバレルを持ちたい方は少し注意が必要です。
”長いテーパーによる緩やかな太さの変化”、”カットの強さ”で多くのグリップに対応が出来ます。
岩田プロの「たくさんの人に使用してもらいたい」という言葉が体現されたバレルではないでしょうか。
フロント部に近い「リングカット1」をグリップした場合
全長27mm程度のかなり短いバレルとして扱うこととなります。
太めで強めのカットで、しっかりとしたグリップ感と強めの飛びが感じられるでしょう。
ほぼ重心を持つようになるため、ツーフィンガーでグリップ圧が弱い方でもバレルがお辞儀する(前が下がる)ような状態になり難いです。
「スクエアカット」~「リングカット2」をグリップした場合
全長38mm程度のトルピードバレルのようにグリップします。
グリップはしっかりと。リリース時は適度なかかりを感じるように。
どちらのカットも深さはそれほどありませんが、幅が0.6~0.7mmあるので僅かにゴツゴツした感触。
普通位のカットでトルピードらしさを感じたい方にお勧めのグリップ位置。
万人にお勧め出来るポジションです!
私は、ここをグリップしたくなります。
「ダブルリングカット」をグリップした場合
バレルエンド近くまでカットが入っており、全長43mmの長さをフルに使う事が出来ます。
バレルエンドを持ちたい方には嬉しいポイントです!
カットはダブルリングカットを採用していますが、かなり浅めで弱めのカットに属します。
しかしながら、メイングリップとして十分に機能するレベルでしょう。
カットが薄いのが好きな方にお勧めのポジションです。
最大限テーパーを使い、スッと抜いていきたくなります!
押し出すように投げたい方は、他のグリップ位置の方が合いそうです。
グリップ位置で異なる性格となる「紫陽花 Onatsu SP」。
セッティングも色々と試したくなります。
カット持ちも良く、使い始めも交換しても大きな変化なく使う事が出来そうです。
まとめ
今回は、DMCから発売される岩田夏海プロモデル「紫陽花 Onatsu SP」をご紹介しました。
紫陽花 Onatsu SPのお勧めポイント
- 緩やかなテーパーで好きな太さでグリップが可能
- 4種類のカットで好みの強さでグリップが可能
- 軽めの重量で扱いやすい
万人向けのバレルですが、女性や好みが決まっていない方に特にお勧めです!
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それでは!