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DYNASTYプレイヤーの大和久明彦選手モデル「effort3」(エフォール3)のご紹介です。
2021年8月24日に発売される effort シリーズ 第3弾となるこのバレル。
前作、前々作も大変人気のあるバレルです。
前作は、ダーツハイブ2020年間ランキング6位

2019年間ランキング 7位

2年連続で人気のあるモデルです。
大和久選手は、JAPAN2019年間ランキング17位の実力者。
大和久塾というレッスンも行っており、非常に分かりやすい説明をされることで、プレイヤーとしての人気もあります。

今作もeffort シリーズのブラックコーティングがカッコイイバレルとなっています。
シリーズ1から2の正統進化から驚倒の進化と遂げたeffort3が完成。
公式説明文 より
人気の高いeffort 2(エフォール2)がどう変わったか 。
注目されてる方も多いこのバレル。
この記事を見れば、「 effort 3」の特徴、どんな人に合うバレルか。
前作「 effort 2」からの変更点が分かります。
是非最後までご覧ください。
筆者の簡単なプロフィール
ダーツ歴10年、PERFECTプロ歴3年。
ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。
実際に投げたバレルは250種類以上。(2021/6月現在)
また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。
effort3 のスペックと形状

- 全長:48.0mm (前作から変更なし)
- 最大径:7.0mm (前作:6.6mm)
- 重量20.0g (前作から変更なし)
- バレル単体重心位置:2021/8/7現在不明(前作:センター)
前作「effort2」から0.4mm最大径が太くなりました。
6.6mmと7.0mmのストレートバレルとなるとかなり大きな感触の差があります。
今作の最大の特徴は、「グリップマーカー0.2」です。
effort3 のアウトライン
effort3 のアウトライン(形状)です。

※今作effort3は、通常版とplain版が発売されます。
自主作成での図面確認をした際に、通常版とplainでアウトラインに変化がなかった為、DYNASTY様のplainの画像を参考にします。

effort2とは、アウトラインに大きな変更は見られませんでした。
最大径0.4mm太くなっていますが、その要因は、グリップマーカー0.2の採用によるものです。

グリップマーカー0.2は、ストレート部分に0.2mmの段差を採用することで、グリップ位置の目印になる事が期待出来ます。
片側0.2mmで、両側で0.4mmの最大径増加となっています。
グリップマーカーは最高のパフォーマンスを引き出すメインカットを引き立てながらスローにも最大限生かされる拘り抜いた0.2mm高のTrapezoid型。
公式説明文 より
「Trapezoid」とは、台形という意味です。

グリップマーカーで径が0.2mm上がった部分からのテーパーを台形と位置付けていると考えられます。
フロント部分のアウトラインにも若干の変更が見られます。

effort3で逆R形状のを採用している最大の変更箇所で0.2mm程度の差となっています。
図の通り、僅かに変更があるため、形状変化のある位置に指が触れていた方は、注意して欲しいポイントです。
後方のカットの切れ目も僅かに太さが上がっています。
※図では、Φ6.8mmと表記している箇所です。
前作Φ6.6mmからΦ6.8mmに変更されています。
後述する大和久選手のグリップには影響がない箇所と思われますので、全体のバランスを調整する為の変更だと考えています。
effort3 のグリップエリア

24mmのグリップエリアとかなり長めのグリップエリアです。
ストレートバレルの特徴でもある「どこでも持てる」が体現されている数値です。
しかし、グリップマーカー0.2という0.2mmの段差を付けることで、グリップ位置の目印となることが期待出来ます。
グリップマーカーを指のどの部分に当てるかは、人により様々あると思います。
しかし、ストレートバレルでありながら、ストレートバレル特有の「持ち位置に悩む」という悩みを解消出来るポイントです。
- グリップマーカーを指の先端に当てる方には、後方に9.4mmものグリップエリアがあります。
- 第二間接に当てる場合でも、前方に19mmものカットが入っており、しっかりとカットを感じて投げる事が期待出来ます。
0.2mmの段差と聞くと、引っ掛かりが気になる方も居るかと思いますが、そこまで気になる事はないと考えております。
その理由は、カットの章でご説明します。
大和久選手のグリップ
実際に大和久選手のグリップ位置を見てみます。
ちょうどグリップマーカー0.2部付近をつまむようにグリップしているように見えます。
フォロースルー直前で僅かに指が開くような動きが見られますが、基本的には大きなグリップ変更は見られません。
最初に持った位置から投げるで、指の位置は変更されないと考えられます。
持ちたい位置のグリップ位置が少し太いな等少しとが少し合わないな。
このように感じる方は、セッティングで重心を変更する等で持ちやすい位置を調整する方法もあります。
ご覧になっていない方は、考え方の1つとしてご覧下さい。


effort3 のカット構成

フロントカットの追加と新たに採用されたグリップマーカー0.2以外は、前作エフォール2と変更ありません。
カット配置も同じです。
effort2を使ってた方も移行しやすいバレルとなっています。
青枠部、2連のデルタカット+ナットカット+ 2連のデルタカット 。
デルタカットはキツメのカットですが、溝が浅めでかかり過ぎる心配はありません。
ナットカットの採用では、グリップ感の向上が期待出来ます。
ナットカットも、一般的にはキツメのカットと言えます。
全体としては、少しキツメのカットバレルと位置付ける事が出来ます。
デルタカットの”点”による接点とナットカットによる”面”に接点で上手くバランスを取っており、長期間人気の秘訣の1つだと考えています。
グリップマーカー0.2
今回新たに採用された「グリップマーカー0.2」
画像では、紫枠部です。
前述述べたように「グリップ位置に迷いやすい」というストレートバレルの弱点を補うカットです。
他のトライアングルカットと異なり、少し幅を変えています。
また△の先端を削り、台形状にすることで”点”ではなく”面”にしています。
面にする事で指との接地面が増え、引っ掛かりとなりにくくなることが期待出来ます。
窪ませたり、カットを変えるのではなく、大きくカットは変えず一部を飛び出させる事で目印にするという珍しいアイディアが採用されています。
フロントカット
フロント部分はアウトラインの変更と共に、マイクロカットと1.0mmの溝が追加されています。
大和久選手のグリップを確認すると、中指が当たる位置に見て取れます。
同じように中指を当てる方も少なくないと思います。
グリップマーカー0.2の採用と共にグリップの安定への貢献が期待出来る変更です。
まとめ
今回考察した effort3 の特徴は、6点
- 前作よりグリップ位置の安定に拘っっている
- ストレートバレルながら、グリップ位置が分かりやすい
- カットが少しキツメが好みの方にお勧め
- ストレートバレル特有の抜けの良さが期待出来る
- 多彩なバリエーション
effort3 は、前作までの良さを継承し、よりグリップ位置の安定に拘ったバレルだと感じました。
effort3は、リリースインパクトは手前側の方にお勧めしたいバレルの1つとなります。

また、適正なリリースインパクトを作り出すには、体幹主導での動きが重要となります。

大和久選手モデル第3弾、 effort3 をご紹介致しました。
effort3 のバリエーション
effort3は、5種類の展開となっています。

- ゴールドモデル(数量限定) 20g
- ブラックモデル 20g
- プレーン 20g
- プレーン 18g
- スティール 21g(ポイント込)




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それでは!