【星野理絵オリジナル】me-can(ミカン)を画像からレビュー。

 

ダーツプレイヤーの星野理絵選手オリジナルモデル「me-can」(ミカン)のご紹介です。

 

一般的にバレルの作成・販売は、プレイヤーがバレルメーカーにスポンサードされ、バレルデザイナーの方に希望・要望を伝え、プロトモデルを作成してもらいます。

 

プロト1発目で上手く行く場合もありますが、大体複数回作り直す選手が多いようです。

 

人によっては十数回作り直すこともあり、例えば「グリコ23」は23個目ものプロトを作成したとのことです。

 

完成したプロトを基に製品版が作られ、実店舗やオンラインショップなどの市場に出回っていきます。

 

ロックダーツ、SLOWHAND、ジョーカードライバー、ハローズ、ハイパーエレクラと所属し、シグネイチャーバレルを出してきた星野選手。

 

2021年8月3日現在、バレルメーカーのスポンサードは受けておらず、今回1から自分でバレルを作成されました。

 

Twitterフォロワーさん4,000超えたら自分のバレルを作って販売したい

ほしのりえともうします より

 

このような想いもあったようです。

 

 

そんな市販のバレルとは異なる星野選手の新バレル。

「me-can」(ミカン)を画像を見ながら考察していきます。

 

この記事を見れば、「me-canの特徴、どんな人に合うバレルか。が分かります

 

 

私はブログでバレルの考察や、趣味としてオリジナルバレルの企画をしていますが、実際自分で図面を引くと考える事が多く、とても大変です。

 

また実際投げてみるとイメージと違う。という事もあり、希望のバレルが完成するまでの苦労があります。

 

また、販売するとなれば自費となりますので、かなりの労力とお金がかかってきます。

  

そんな苦労を経て、発売された「me-can」

 

是非最後までご覧ください。

  

※今回は自分で撮影した写真を使用している所がございます。

いつもよりも見にくい点もあるかと思いますが、ご了承下さい。

 

筆者の簡単なプロフィール

ダーツ歴10年、PERFECTプロ歴3年。

 

ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。

 

実際に投げたバレルは250種類以上。(2021/6月現在)

 

また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。

 

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星野理絵選手とは

星野選手は現在、スポーツダーツプロジェクトのアンバサダーとしても活躍されている方です。

 

ダーツ歴も長く、私がダーツを始めた10年程前には既にプレイヤーとしてご活躍されていました。

 

私がダーツの一般大会に出始めた頃、よく壇上で見かけており、今でも活動的な憧れの女性プレイヤーのお一人です。

 

2019年JAPAN LADIESランキング31位と今なお実力のある選手であり、オリジナルグッズの作成・販売やツイキャスの配信もされています。

 

 

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me-canは、商品の梱包が温かい

メーカー商品のパッケージにはカッコよさがあります。

 

me-canは、星野選手のハンドメイド感が溢れていてとても暖かさを感じます。

 

シックな黒いケースに星野選手の星マークシールが貼ってあります。

 

中を開けるとクッション材にバレルとキーホルダー。

FitPointPlusのロックツールにもなるキーホルダーでしょうか。

 

※バレル部拡大画像

 

クッション材をケースから出してみると、ご自分でケースサイズに切ったのが分かります。

バレル部分もご自分で作業されたのが見て取れます。

 

クッション材の下にはゴムシートのようなものが。

キーホルダーのチェーン部と高さが合うように半分だけ二重にされています。

  

正直、私が自分モデルを個人で販売するとしたら、ここまで細かいとこまで気を遣えません。

 

初めて見た時に感激してしまいました。

 

星野選手のバレル(商品)や購入者を大切にしたいという想いを感じ取れます。

 

 

なんの作業かと思っていましたが、商品を見て謎が解けました。

 

 

me-canのスペックと形状

  • 全長:42.0mm
  • 最大径:7.4mm 
  • 重量18.0g
  • バレル単体重心位置:センター(下写真参照)

  

 

ご本人のインプレッションでも仰っていますが、これまでの星野理絵シリーズの中でも最長クラスのバレルです。

 

ハイパーエレクトラのリアラエイルハローズのリズムが40mm、ジョーカードライバーのプラチナム☆RIE4では38.5mmと歴代短めのバレルを使っていました。

 

40mmから42mmへの変更。

 

たかが2mm、されど2mm。

 

全長2mmの差はバレル全長に大きな影響を与えます。

 

しかしながら42mm程度であれば、より多くの方が対応しやすいバレルとなったのではないかと考えています。

   

 

重量は、リアラから0.5g増量されています。

 

気になる人と気にならない人が分かれる部分だと思いますが、私は0.5gはあまり気にならないタイプです。

 

重すぎる事もなく、操作性も良いバレルに仕上がっていると感じます。

    

 

me-canのアウトライン

me-can のアウトライン(形状)です。

 

 

※数値等は全て、画像からの自己算出の為、参考程度にお考え下さい。

 

星野選手シリーズ最長とは言え、42mmと全体的にコンパクトにまとめられ、扱い使いやすい全長です。

 

全体的には、菱形バレルの定番的な形状です。

 

スポンサードされてるダーツバーPINE赤松選手の#24野毛選手のガオー!!!にも形状が似ています

 

アウトラインで特徴的なのは、フロント部分をR形状で絞っているところです。

 

テーパーを使うより真ん中を少しえぐるようになる為、重心を僅かながら下げる事が期待出来ます。

 

 

me-canのグリップエリア

 

 

カットは21mmと広めに入っています。

 

テーパーのどの部分に指をフィットさせるか選べる程度の余裕がある長さです。

 

ストレート部を持って投げたり、角度のゆるいバレルエンドも持って投げる事も可能です。

 

しかしながら、TP角4.0°の箇所に親指をフィットさせ、テーパー角1.0°の箇所に人差し指を置く事を意図しているように感じ取る事が出来ます。

 

テーパー角4.0°の箇所は、8.3mmと広さがあるので、多少グリップ位置に余裕があるという利点が考えられます。

 

 

星野選手のグリップ

実際に星野選手のグリップ位置を見てみます。

 

Instagramより

 

Instagramより

 

親指が軽く曲がり、バレルのテーパーにしっかりフィット。

 

しかし、ガッツリとテーパーに添えるというよりは、少し後ろ側を持っているイメージですね。

 

人差し指は、バレル後方のテーパー角緩めの位置に当たっているように見えます。

  

また、フロントカットが中指にしっかりと当たり、目印として機能しているのが分かります。

 

 

テイクバックしきった位置で僅かに握りこむ癖が見られ、上記グリップ画像から投げる際に少しグリップ変化してる可能性があります。

 

しかしながら、そこまでの大きな変化ではないと考えています。

    

 

 

持ちたい位置のグリップ位置が少し太い、なんとなくと少し合わないな。 等

このように感じる方は、セッティングで重心を変更する事で持ちやすい位置に調整する方法もあります。

 

ご覧になっていない方は、考え方の1つとしてご覧下さい。

合わせて読みたい

好きなフライトを使い、ダーツの重心位置を操るセッティング方法

合わせて読みたい

ダーツのセッティングは、持ちたい場所と重心位置で選ぶという考え方

 

 

me-can のカット構成

メインカット

リングカットをベースとしています。

 

大まかには、このようなカット配列だと考えております。

※詳細な拡大写真が取れず、感触と目視確認でのあくまで推測です。

 

 

Instagramの本人インプレッションでも仰っていますが、全体的にカットの溝は浅く、かかりは弱い部類に入ります。

 

me-canのポイントは2つ。(上記画像参照)

  • ①面取りをしたリングカット
  • ②約2mmのノーカット部分の採用

 

①面取りすることで、カットをよりかかり過ぎないようにしている。

 

進行方向に対して面取りを行っているので、カットのかかりがよりマイルドに仕上がっています。

 

②約2mmのノーカット部分の採用により、バレルを押し出す

 

カットは押し出す為にあるものでなく、抜くためにあるんだよと教わった事がしっくりきた。

カットの無い部分で押し出していく。

Instagramより

  

上記のように仰っています。

 

私自身、バレルは摩擦で飛ばすという理論の為、仰ってる内容はとても理解する事が出来ます。

  

このポイントは、星野選手の今回の拘りでもあるようです。

 

 

このような拘りポイントであったり、トリプルリングカットの採用、カット幅を変えている事、指への刺激があります。

 

弱めのカットだけど、弱すぎないという作りとなっています。

 

バランスの取れたメインカットだと感じました。

 

 

※私自身も実際に投げてみて、そこまで弱すぎる感触はありませんでした。

しかし、私も星野選手同様、キツめカットが投げられないタイプですので、物足りない方は居らっしゃると思います。

 

  

フロントカット

フロントには、目印程度のトリプルリングカットが採用されています。

 

指を置く方には、良い目印となります。

 

 

私は所謂鉛筆グリップですが、このカットがあるおかげで、中指のストッパーとして機能してくれます。

 

グリップが大きく崩れるのを防いでくれるので、ありがたいです。

 

※私のグリップの場合、中指にバレルが接触しすぎるかが結構な課題です。

実際中々しっくりくるバレルは少ないのですが、とてもフィーリングが気持ちいいバレルでした。 

  

まとめ

今回考察した me-can の特徴は、7点

  • 星野選手の想いが沢山詰まった梱包とバレル設計
  • 菱形形状で長すぎない全長や重さ等扱いやすいスペックでまとめられている
  • 菱形形状の後部のテーパー角のフィット感が絶妙
  • リングカットを主体としているので、大きな癖がなく、比較的万人向け
  • カット溝は浅いが、かかりが弱すぎることがない
  • ノーカット部分が拘りポイント。バレルを押す役割を担っている

   

me-can は、カットのかかり具合とグリップのフィット感を特に重視されて作成されたバレルだと感じました。

 

me-can は、リリースインパクトは奥側の方にお勧めしたいバレルの1つとなります。

合わせて読みたい

フォームから見るバレル選び。リリースインパクトに合うバレル形状とは。

   

また、適正なリリースインパクトを作り出すには、体幹主導での動きが重要となります。

合わせて読みたい

How to Darts? ダーツは体幹を使うスポーツである

 

 

星野選手オリジナルモデル、 me-can をご紹介致しました。

 

今回はオリジナルバレルという事もあり、カット等の詳細な数値記載を控えさせて頂きました。

ご了承ください。

  

それでは! 

me-can の購入検討はこちら

2021/12/4更新

me-canは、エスダーツ、HSNR+(ほしぷら)、星野選手のSNSからDMで購入が出来ます。

 

また、星野選手の可愛らしいフライトも販売中です。

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