【one80】Alice Law 2(アリス・ロー2)を画像からレビュー。前作Alice Lawとの変更点も解説。

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one80プレイヤーのアリス・ロー選手モデル「Alice Law 2」が、2021年10月29日に発売されます。

 

アリス選手は、香港の女性ダーツプレイヤーです。

 

Twitterを拝見すると、日本語が上手でとても親近感が沸きます。

 

Alice Low Twitterより
Alice Low Twitterより

 

香港は、ロイデン・ラム選手、キャシー・リョン選手など、THE WORLDでも活躍されているプレイヤーが多くいます。

 

SOFT DARTS WORLD CUP2019の優勝国でもあり、ダーツも活発な印象です。

 

そのような国で活動されているアリス選手の今後も非常に楽しみです。

 

そんな今後が楽しみなアリス選手の新バレル 「Alice Low 2

  

この記事を見れば、「Alice Low 2の特徴、どんな人に合うバレルか。

 

前作「Alice Low」からの変更点を詳しく説明していきます

  

是非最後までご覧ください。

 

筆者の簡単なプロフィール

ダーツ歴10年、PERFECTプロ歴3年。

 

ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。

 

実際に投げたバレルは250種類以上。(2021/6月現在)

 

また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。

 

目次

Alice Low 2 のスペック

  • 全長:44.0mm (前作:44.0mm)
  • 最大径:7.3mm (前作:7.3mm)
  • 重量18.0g (前作:18.0g)
  • バレル単体重心位置:2021/10/14現在不明(前作:センター)

  

以下が前作です。

   

スペック数値に変更はありません。

 

全長44mm、最大径7.3mm、重量18gと比較的最近多い数値帯ですが、窪み形状が特徴的なバレルです。

 

フロントの★マークとローズゴールドコーティングがとても可愛らしいです。

 

全体的な形状は前作と似ていますが、窪みが抑えられたフォルムになりました。

 

比較的かかりがしっかりめのカットに、深めの窪みで、癖が強めに感じられた前作。

 

今作は、カットもマイルドになり、窪みも抑えられ、使えるプレイヤー層が広くなったと思われます。

 

Alice Low 2 アウトラインとグリップエリア

Alice Low 2 のアウトライン

※数値等は全て、画像からの自己算出の為、参考程度にお考え下さい。

 

直線的な部分が少なく、曲線が多く採用されたバレルとなっています。

 

人間の身体は曲線で作られており、テーパー(斜め)よりもR形状の方がフィットしやすいです。

 

しかしながら、指の形や大きさは人それぞれで合う合わないが明確に出やすいのがR形状の特徴です。

 

Rがきつくなれば、ハマる人とハマらない人の差が開いてしまいます。

 

このような理由で前作の形状は少し尖った印象がありましたが、今作はRを弱めており、広い層が受け入れやすくなりました。

 

また、全長や最大径の違いはありますが、オーレリアとよく似た形状となっています。

 

 

オーレリアは、最大径7.2mmからR形状の窪み部分6.0mmまで細くなり、6.3mmまで太くなります。

 

オーレリアは、以前紹介したように指のハマリ具合もよく人気があるバレルです。

 

この点から見ても、多くの方に評価されるのではないかと考えています。

 

Alice Low 2 グリップエリア

 

親指全体がしっかりとR形状にハマるようになっています。

 

20.7mmと数値的には余裕のあるグリップエリアですが、R形状のため実質は持てる幅は狭く、窪みバレルの特徴である「グリップに迷い難い」ことは十分に期待できます。

 

グリップエリアは十分な余裕があるので、手が大きい方も持つことが可能です。

 

前作は、窪みで5.5mmまで細くなっていましたが、今作は6.0mmと太くなりました。

 

細くて不安があったという方には、嬉しい変更点です。

 

窪みからバレルエンドへはしっかりと太さをだしており、グリップエリアが明確で、人差し指を置く位置にも迷いにくくなっています。

 

Alice Low 2 のカット構成

ダブルリングカットとリングカットのみのシンプルなカット構成となっています。

 

前作は、比較的しっかりとしたカットでしたが、今作はRを緩やかにした事もあり、カットも弱めにしている印象です。

 

カットと形状のバランスを考えた変更と思われます。

 

リングカットだけだと単調で物足りなく感じてしまうところに、ダブルリングカットを複合させています。

 

ダブルリングカットは、かかりと抜けのバランスの良さに定評があるカットです。

 

全体的にカットの溝は深くなく、幅も広くはありません。

 

グリップ感を出しながらも、素直なカットになっています。

 

R形状で指にはめながらも、飛びすぎる事のないカット構成に感じます。

 

 

オーレリアの形状は好きだけど、カットが強いと感じる方に試してもらいたいです。

 

アリス選手のグリップ

実際にアリス選手のグリップを見てみましょう。

2021年8月のグリップ画像です。

※バレルは前作のものとなっています。

 

こちらは2019年の試合動画より

 

セットアップが高く、映像ではグリップが分かり難いのですが、大きな変更点はないものとして考えます。

 

しっかりと窪みに親指を当て、人差し指の第一関節と第二関節の間でグリップしています。

 

中指はチップにかけており、薬指、小指もバレルには触れていません。

 

フロントカットはアリス選手は使用せず、他のユーザーの使いやすさや、見た目の向上の為と考えられます。

 

フォロースルーに移る時点で、薬指と小指が軽く握りこんでおります。

 

しかし、バレルに触れている指の形には影響せず、2本の指でしっかりと持つことが出来ているグリップだと考えています。

    

 

セッティングで重心を変更する事で、持ちやすさや飛び方を調整する方法もあります。

 

重心でテイクバックしきった位置の感じ方が変わる方も居ます。

 

ご覧になっていない方は、1つの考え方としてご覧下さい。

 

まとめ

今回考察した Alice Low 2 の特徴は、4点

  • 癖が少なく使いやすいスペック数値を採用
  • 窪み形状を採用しており、指のフィット感を感じやすい形状
  • 窪みからバレルエンドにかけて高さをだしている為、グリップエリアが明確である
  • リングカットとダブルリングカットを採用し、グリップ感と力の伝わり方のバランスをとっている

   

Alice Low 2 は、前作から形状を変化させ、多くのユーザーが使いやすくなった窪み形状のバレルです。

 

Alice Low 2 は、リリースインパクトが奥側の方にお勧めしたいバレルの1つとなります。

   

自分に合ったリリースインパクトを作り出すには、体幹主導での動きが重要となります。

 

限定コーティングやスティールダーツも発売されます。

 

 

今回は、アリス・ロー選手  Alice Low 2 をご紹介致しました。

 

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それでは!

    

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